ビートルスイッチです。いよいよG7が始まりました!

2023年5月19日、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)が広島市内のホテルで開催されました。

ロシアのウクライナ侵攻に対し、首脳声明が発表されました。声明では、核兵器の威嚇や使用は「許されない」と明記され、中国の威圧的な動きや核軍縮、人工知能(AI)についても議論されました。ウクライナのゼレンスキー大統領も20日に来日し、21日には対面出席する予定です。

討議の冒頭で首相は、「分断と対立ではなく、協調の国際社会実現への貢献を打ち出す」と述べ、法の支配に基づく国際秩序維持の重要性や新興・途上国への関与強化を強調しました。

ウクライナ情勢に関する首脳声明では、ロシアを厳しく非難し、即時かつ完全な撤退を要求しました。また、対ロシア制裁の強化とウクライナ支援の継続で一致し、第三者によるロシアへの武器供給を阻止するための連携強化も盛り込まれました。

核軍縮については、首相が提唱した「ヒロシマ・アクション・プラン」が説明されました。核兵器の不使用継続や各国指導者の被爆地訪問の重要性について各首脳の理解が得られ、核兵器のない世界の実現に向けた機運を醸成する考えです。

また、対話型AI「チャットGPT」を含む生成AIについては、「広島AIプロセス」という枠組みで国際的なルール作りが議論されることとなりました。

討議の前に、首相は広島市の平和記念公園でバイデン米大統領らを出迎えました。G7首脳が平和記念資料館を訪れ、被爆者とも面会するのは初めてのことでした。20日には韓国やインドなどの招待国首脳を交えて食料問題などが協議されます。21日には首脳声明が採択され、サミットは閉幕する予定であり、首相はゼレンスキー大統領との個別会談も調整されています。

G7広島サミットは重要な議題に取り組み、ウクライナ情勢や核軍縮、人工知能などについて意見を交換しました。また、平和記念公園での訪問や被爆者との面会を通じて、平和への思いと共に会議が進行しました。

今回のサミットでは、国際社会の協調と法の支配に基づく秩序の維持が重要視され、各国の協力が求められています。ウクライナへの非難や対ロシア制裁の強化、核兵器廃絶への取り組みなど、グローバルな課題に向けた決意が示されました。

G7首脳会議は世界の安定と繁栄を目指す重要な場であり、参加国のリーダーたちは国際社会における役割を果たすために協力し合っています。

広島サミットの結果は国際社会に大きな影響を与えることが期待されます。各国の取り組みや合意事項が実行に移され、世界の平和と持続可能な発展に向けた一歩となることでしょう。


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平和を願う心が何よりも大切です。