暑い日が続いていますが、

夏を乗り切る昔からの知恵を思い出しましょう

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梅干しがすっぱいのはなぜでしょう?

すっぱさのもとである有機酸が豊富に含まれているからですね!

有機酸は果実や野菜に含まれる成分で

酸味やうまみ成分として大切なものです。

クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、酢酸などの種類がありますが、この中で梅に多いのはクエン酸です。

かんきつ類などの果物にも含まれていますが

梅に含まれるクエン酸の含有量は群を抜いて多いのです。

梅が身体によいといわれるのは、この有機酸の働きによるものです。

特に、クエン酸はエネルギー代謝をスムーズにして、疲労物質を取り除きカルシウムの吸収を助けます。

梅干は見ているだけでも唾液が沸いてきます。この唾液の分泌が増すことによりその刺激が胃にもつたわり胃液の分泌を促します。
そうすると食欲も起こり胃の消化能力を助けます。

唾液には、もう一つ発癌物質の毒性を消す効果のあることも立証されています。

暑くて食欲の出なくなる季節です。殺菌効果、解毒効果、疲労回復効果、老化予防効果など、梅には素晴らしい働きがたくさんあります。

昔からの先人の知恵で、この暑さを乗り切りましょう。

気をつけたいこと
梅干を購入する場合、調理梅干は、避けましょう!!!